【読】ブラウザシェアランキングの話

今回の記事は、株式会社ウェブレッジのWebブラウザシェアランキングTOP10(日本国内・世界)2018/1/19更新版を読んでのお話です。
webに関わっている人としては、ブラウザシェアは気になるものです。
HTML5やCSS3が標準で使えるようになってきて、IEの呪縛もだいぶ減ってきたとはいえ、ブラウザごとの違いやバージョンの違いで思いもよらぬエラーが出ることはママあります。古いブラウザに対応しようとすると、その分工数が増えることもあって、最近では対応する場合は追加料金で!という製作会社も増えていますね。
世界でのブラウザシェアはChrome系が過半数を占めているらしいですが、ココ日本国内ではいったいどうなんでしょうか。
Webブラウザシェアランキング(2017年12月):日本国内
順位 ブラウザ名・バージョン シェア率 1位 IE 11.0 23.7 % 2位 Chrome 63.0 21.27 % 3位 Chrome 62.0 17.2 % 4位 Firefox 57.0 10.74 % 5位 Safari 11.0 3.21 % 6位 Edge 16 2.89 % 7位 Chrome for Android 2.31 % 8位 Edge 15 2.01 % 9位 Chrome 49.0 1.78 % 10位 Firefox 56.0 1.38 %
調査結果を引用させていただきました。
表にあった数値を合計してみたところ、日本国内におけるChrome系ブラウザのシェアは42.56%と、過半数に満たない状態です。また世界のブラウザシェアに比べ、IE11.0の割合が多いのも特徴のようです。IE11のシェアは世界シェアに対して約4倍高いということがわかります。さらにEdgeの割合も世界シェアに比べると高めです。
TOP10までの数値をもとに、日本と世界のブラウザシェアの比較をしたグラフを作ると
上のようになりました。
こうしてみると、やっぱり日本ではIE11がまだまだ現役だということがよくわかります。
web制作するときは、国内向けの場合はIE11で閲覧できることを前提で構築したほうが良さそうですね。